赤湯なんばんが伝統野菜に認定
令和7年5月16日に開催された山形おきたま伝統野菜振興協議会において、「赤湯なんばん」が新たに山形おきたま伝統野菜に認定されました。認定は9年ぶりで、認定品目数は合計20品目となります。赤湯なんばんは、赤湯温泉の名物として古くから愛されてきた「石焼きなんばん」という伝統食品の原料となる唐辛子で、120年以上前から栽培されてきた在来種です。後継者の不在により一時栽培が途絶えましたが、新たな生産者により令和5年に復活しました。10センチ位で太く、肉厚な唐辛子で、辛味もほどよく、青唐辛子は天ぷらがおいしく、赤唐辛子は調味料として活用できるそうです。今後、漆山・砂塚地区を中心に生産を拡大していく見込みとのこと。
この度の認定をきっかけに、南陽市の食文化として広く継承されていくことを期待しています。
(認定日 令和7年6月17日)

