参考賃貸借料

 農地の貸し借りの契約をする場合に適正な水準の賃借料が契約されるよう、標準小作料が目安として設けられておりましたが、農地法改正に伴い平成22年の作付からは各地域ごとに、地域における賃借料の目安となる情報提供をする制度に変更されました。
 参考農地賃借料は下記のとおり、契約の目安として提示しますので、農地や労働条件等を十分考慮の上、当事者間の話し合いで決定してください。
 なお、個別の耕作条件を賃借料へ反映するための表もあわせて提示しますので、当事者間協議の参考としてお使いください
  (更新日:令和5年4月1日)

令和5年度農地賃借料(参考)

農地区分 収量の目安
(10a当たり) 
参考賃借料
(10a当たり)
水田 区分1 600kg(10俵)以上の地域 10,500円
区分2 540kg~600kg(9~10俵)
程度の地域
9,500円
区分3 480kg~540kg(8~9俵)
程度の地域
7,500円
区分4 480kg(8俵)以下の地域 6,500円

 
普通畑   4,000円
土地改良賦課金については、経常的経費(経常賦課金、維持管理費)は耕作者(借人)の負担、土地改良工事費(国営分担金、償還金)は所有者(貸人)が負担するものとして計算しています。

 <個別の耕作条件の反映の目安>(10a当たり)

面積 10a未満 -500円程度
地形 やや不整形 -500円程度
接道 幅3m以下 -500円程度
地盤 一部軟弱 -500円程度
土地の傾斜 畔はん率5%以上 -500円程度
水利費 やや悪い -500円程度
暗渠・排水路 やや悪い -500円程度
その他(通作距離等) -500円程度