上下水道料金の誤検針による請求誤りについての調査結果(報告)

先月ご報告しました3件の「上下水道料金の誤検針による請求誤り」について、同様の案件がないか調査を行った結果、「誤検針:8件」を確認し、誤検針による請求誤りは、合計11件判明いたしました。

ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

この事態を深刻に受け止め、再発防止に全力で取り組み、上下水道事業の信頼回復に努めてまいります。
 

1 調査期間 

別の検針員による検針令和6年8月22日(木)~8月26日(月)

市職員による調査令和6年8月27日(火)~9月 2日(月)
 

2 調査範囲 誤検針があった検針員が担当している箇所(526件)
 

3 調査方法 

①通常の検針を別の検針員が担当し検針

②①の検針終了後、市職員による検針データのチェック

③システムによるチェック(前月から水量が20%増減したもの)
 

4 調査結果

検針誤りの内容

件数

上下水道料金

今回の検針の数値が7月検針の数値より少ない

※使用水量より多く料金を徴収

4件

過大に請求し9月請求で精算する額 

93,984円

メーター故障によりメーターの数値が不動にもかかわらず、虚偽の水量で検針し、過少に料金を請求(R6.6・7・8月)したもの

1件

過少に請求し9月請求に加えて請求する額

 

603,548円

(前年同月の使用水量より水量を算定)

今回の検針の数値が7月検針の数値より非常に多い(使用水量が前月より非常に多い)

※使用水量より少なく料金を徴収

3件

826,205円

(前年同月と比較し算定)

合計

8件

㋐+㋑

1,523,737円


 

5 再発防止策

先月報告しました再発防止策に加え、毎月の水道メーター検針において、前月と使用水量を比較し異常値の警告があった場合、検針機に備えられたカメラ機能によりメーターの数値を撮影し正確な数値の確認を行い、検針誤りを防ぎます。