令和7年度第1回南陽市地域公共交通活性化協議会

　令和７年度第1回南陽市地域公共交通活性化協議会の開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

　本日お集まりの皆様におかれましては、日頃より公共交通行政をはじめ、市政全般において格別なご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

　また、業務御多忙のなかこのようにご参加いただきましたこと、重ねて感謝申し上げます。ただ今委嘱状を交付いたしました。令和９年３月３１日まで約２年間どうぞよろしくお願いいたします。

　さて、本市における地域公共交通計画は県の計画に盛り込まれているため、市独自の計画がございませんでした。令和２年６月の地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正により、地域公共交通計画の策定について努力義務の位置づけとなりました。県の計画が令和７年度に終了することから、本市におきましても、県にあわせ令和７年度中に計画の策定を行うこととなった次第でございます。

　本市の公共交通には、コミュニティバス３路線とタクシー、おきタク、鉄道などがございます。いずれも市民にとって、通勤・通学・通院・買い物など重要な移動手段となっております。近年は本市のみならず全国的にバスやタクシー事業者のドライバー不足や高齢化が深刻となっており、更には人口減少が進み、利用者が減少していくなかで、いかにして公共交通を維持していくが喫緊の課題となっております。

　本日は協議会を設立し、計画の骨子案や今後のスケジュールをご協議いただく予定であります。公共交通の課題はすぐに解決できるものではございませんが、将来に向けた持続可能な公共交通の構築を実現するため、委員の皆様のご協力をお願い申し上げます。

結びに、委員の皆様方のご健勝と、今後とも本市の公共交通事業に対しまして、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申しあげ、挨拶といたします。本日はよろしくお願いいたします。

４　協　議