南陽市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の一部改正を行いました。
計画策定の背景・目的
この計画は南陽市の地域特性を考慮しながら、市域からの温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進していくものです。
南陽市では、2020(令和2)年12月に宣言した「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、市域における温室効果ガスの排出量削減等を推進するための総合的な計画として、「南陽市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。
本計画では、温室効果ガス排出量を削減するための「緩和策」と自然生態系や社会・経済システムを調節することにより、気候変動の悪影響を軽減する「適応策」を定めています。
一部改正の目的
計画の進捗管理を行う中で、長期目標である2050(令和32)年度のカーボンニュートラル達成に向け、市域内の地球温暖化対策に関する取組の推進をさらに強化していく必要があるため、今回計画内容の見直しを行いました。また、南陽市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の一部改正を受け、これに合わせ計画の一部改正を行うものです。
主な改正内容
①南陽市地球温暖化対策(事務事業編)の推進について(本編18P)
南陽市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の一部改正に伴い、内容を改正いたしました。対象とする施設数を従来の53施設から47施設へ見直すとともに、温室効果ガスの削減目標を2030(令和12)年度において基準年度である2017(平成29)年度から「39%削減」を「75%削減」へと大幅に引き上げました。
②指標項目の追加・変更について(本編34P、42P)
指標項目に「市内の再生可能エネルギーによる発電電力量(MWh)」 「太陽光発電システム設置事業費補助金の補助件数(累計)」「市主催の環境イベントの来場者数」を追加し、「ZEH住宅の年間新築戸数」から「やまがた省エネ健康住宅の年間新築戸数」へ指標を変更しました。
その他改正点、計画書については、関連ファイルからご覧ください。
計画の範囲
南陽市全域
計画の期間・目標
2023(令和5)年度から2030(令和12)年度までの8年間であり、目標は下図のとおりとなります。

計画の基本方針
1 再生可能エネルギーの地産地消の推進
2 省エネルギーの推進とライフスタイルの転換
3 脱炭素型のまちづくり
4 循環型社会の形成
(更新日:令和7年12月19日)

