第4回市民とみらいワークショップ(ニュースレターvol.4公開)
第4回市民とみらいワークショップ開催
テーマ 「第6次南陽市総合計画の基本構想案の発表」
開催日時 令和2年2月12日(水)18:30~21:00
開催場所 シェルターなんようホール(南陽市文化会館)小ホール
参加者 一般参加者 24人、職員 13人
ゲスト 山形大学客員教授(市振興審議会会長) 柴田 孝氏
公益財団法人山形県体育協会スポーツ指導員(市振興審議会会長代行) 池田めぐみ氏
アドバイザー 東北芸術工科大学デザイン工学部コミュニティデザイン学科准教授 醍醐孝典氏
内容
1 市長あいさつ(白岩孝夫南陽市長)
2 第1回~3回ワークショップのふりかえり(説明:職員)
3 総合計画基本構想案の発表(説明:職員)
4 レクチャー『市民参画の総合計画策定のポイント』(説明:醍醐氏)
5 ワーク『基本構想から私ができることを考える』
(全体進行:醍醐氏、テーブルファシリテーター:職員)
6 発表(グループ毎)
7 コメント(柴田氏、池田氏)
8 まとめ(醍醐氏)
《事務局から》
最終回の第4回ワークショップでは、これまでの3回のワークショップを振り返りながら、
第6次南陽市総合計画の基本構想案がどのようにしてつくられたか、そして、その内容に
ついて事務局から報告を行いました。
*南陽市長のあいさつ
白岩孝夫市長から「今後の南陽市の持続的発展のために大切なものは、人と人とのつながり
であり、地域社会のつながりであり、過去と未来のつながりである。民間、行政、地域の枠を
超えた大きな縁が、この地域の未来を描く原動力になる。新しい総合計画を、この地域をつくる
みんなの設計図にして、魅力あふれる持続可能な社会を築いていこう」とあいさつがありました。
*基本構想案 キーワードは「つながり」「つどう」「縁」
総合計画は、10年後の未来を描く計画であり、まちづくりの最上位の計画です。南陽市で
暮らす人、働く人、学ぶ人、すべての人々の生活や行動の原点になるものです。その中でも、
基本構想は、まちづくりの方向性を示す最も重要な部分です。だからこそ、市民の皆さんと
一緒にこの市民ワークショップでこのまちの現状を出し合い、未来を考え、より素敵なまち
になるように考えてきたものが、今回の基本構想案です。市民ワークショップや高校生の
サマーアイデアキャンプ、アンケート調査や人口・経済の現況分析などを経て導き出したこれ
からの南陽市の将来都市像のキーワードは「つながり」「つどう」「縁」です。
*新しい未来の姿と私たちができること
南陽市の次の10年の基本構想案を受けて、今回のワークでは、①市民が取り組めること
②市民と行政の協働で取り組めること③行政に期待すること のそれぞれを、テーマごとに
テーブルを分けた「ワールドカフェ」方式の話し合いで、未来に向けた具体的なアクション
を考えました。
*発表とまとめ
テーブルごとの発表を受けて、ゲストの柴田氏、池田氏からコメントをいただき、最後に、
アドバイザーの醍醐氏から今回のワークショップ全体のまとめと講評をいただきました。
参加者からは、総合計画策定に市民が参加する取組のすばらしさや、10年後の南陽市への
期待、若い世代の参加者の前向きさと頼もしさ、市民の役割の大切さなどを、半年間のワーク
ショップを通しての意見としていただきました。
市外からの参加を含めて、多くの皆さんとともに、これからの南陽市と次の南陽市の総合計画に
ついて考える全4回の市民ワークショップが、有意義に終了することができましたことに深く感謝
申し上げます。