災害時のごみの出し方
地震や水害などによる大規模な災害が発生した場合、通常の生活ごみのほか、がれきや壊れた家具などの「災害廃棄物」が大量に発生することが予想されます。災害の規模や被害の状況によって収集体制や分別の方法が変わり、通常では収集しない家電製品なども受け入れる場合があり、ごみの出し方が通常と異なる場合があります。
早期復旧・復興のためには、迅速なごみ処理が必要不可欠です。みなさまにごみの分別をしていただくことで、処理期間が短くなり、悪臭の発生や害虫の被害抑制にもつながります。
災害ごみの分別方法・出し方
災害ごみの分別方法や出し方は普段と異なります。大規模災害後の家の片づけは、市が災害発生後に決定してお知らせするごみの分別方法や搬入場所などの情報を確認して、次の手順を参考に行ってください。
１ 自宅での分別
【生活ごみ】と【災害ごみ】に分別しましょう。生活ごみ … 災害の有無に関わらず、普段の生活で出るごみ
災害ごみ … 災害で壊れたり、水浸しになった家具や家電、がれき等
災害ごみがごみ収集所に出されることで、収集業務が滞るなど、ごみの処理に多大な影響が生じてしまいます。
生活ごみの中には、食べ残しなどの生ごみが多く含まれているため、処理が遅れると悪臭や害虫発生の原因になるおそれがあります。
２ 災害ごみをさらに分別する
生活ごみと災害ごみに分け終わったら、次は災害ごみを種類ごとに分別しましょう。災害時は、以下のような分別を想定しています。※実際の分別区分については、災害発生後に市からSNSやチラシ等で周知します。
・布団類
・畳
・木くず（柱角材、木製の家具など）
・コンクリートがら
・家電４品目（テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン）
・その他の家電
・ガラス陶磁器類、金属くず
・瓦、がれき類
・廃タイヤ
・危険物
・可燃物（生活ごみを除く） など
３ ごみを指定の場所へ
生活ごみ … 平常どおり地区のごみ収集所へ（災害規模によっては、一時的にごみを収集できない場合があります）災害ごみ … 仮置場などの市が指定する場所、ごみ処理場へ持っていく。 ※家の前や道路には絶対に置かない
大規模な災害の場合、地区のごみ収集所とは別に、災害ごみを持ち込むことができる「仮置場」を開設する場合があります。開設場所やごみの処理方法については災害発生後、決定次第SNSやチラシ等で速やかにお知らせします。
市からのお知らせを必ず確認しましょう！
災害により災害廃棄物が多量に発生した場合には、災害の種類や被害状況により、数日以内に具体的な分別・排出方法を次の方法でお知らせします。災害の状況によっては、地区のごみ収集所が使用できなくなったり、通常とは異なるごみの出し方になる可能性があるため、市のお知らせを必ずご確認ください。
・市ホームページ
・市フェイスブック
・チラシ など
（更新日：令和７年８月１２日）