7.車両誘導要領

車両誘導要領

■降車誘導合図
 ( )は肉声
 

・誘導開始

 腕を高く上げ、手のひらを招く方向に大きく振る。(オーライ)
 

・前進又は後退するとき

 腕を高く上げ、手のひらを招く方に向け、大きく振る。(間隔をあけたオーライ)
 

・左右に寄せるとき

 腕を高く上げ、手のひらを寄せる方向に向け、繰り返し振る。(間隔をあけたオーライ)
 

・間隔を示すとき

 両腕を高く上げ、手のひらを内側へ向け、その間隔を示す。(左(右)○○オーライ)
 

・障害物に近づいたとき

 腕を高く上げ、手のひらを招く方に向け、小さく振る。(言葉を早くしてオーライ又は距離を言う)
 

・停止するとき

 腕を高く上げ、手のひらを機関員に向ける。(ストップ又は止まれ)
 

■車両誘導の注意事項

・誘導位置は機関員が誘導員をバックミラー等で視認でき、車両左斜め後方概ね2mの位置とする。

・機関員は誘導の合図が途切れたら、直ちに車両を停止させ状況を確認する。

・誘導員は状況判断できない場合、ためらうことなく停車させ機関員に状況の確認を求める。

・誘導員は周囲の車両、障害物、歩行者の動向にも注意し自らの安全を確保して誘導する。
 

■指揮者と機関員の車内伝達
 

・発車、停車のとき

 発車、ストップ(又は止まれ)
 

・信号が青色のとき

 青よし(又は青オーライ)
 

・信号が赤色又は黄色のとき

 赤(黄)ストップ(又は赤(黄)止まれ)
 

・踏切があるとき

 踏切ストップ(又は踏切止まれ)
 

・左(右)折のとき

 左(右)よし(又は左(右)オーライ)
 

・減速指示のとき

 速度落とせ(又は減速)
 

・緊急停車を要するとき

 連続 ストップ(又は連続止まれ)
 

・安全なとき、後方安全なとき

 オーライ、バックオーライ
 

・左(右)の安全なとき(降車誘導を要しないとき)

 左(右)よし(又は左(右)オーライ)
 左(右)○○センチ、よし(又はオーライ)
 

・左(右)急カーブを注意するとき

 左(右)カーブ
 

・その他臨機の処置のとき

 左(右)注意、左(右)歩行者等