11.第1分団内規
・平日日中火災初動(第1分団内規)平日の日中等で団員が少ないときに火災が発生した場合は、以下の「初期消火対応」とする。
・出動
1.火災発生の通報を受けた団員は、所属班のポンプ庫へ行き班員が集合次第出動する。(概ねポンプ車は3人以上、軽積載は2名以上で出動する)
2.所属班の班員が集まらないと判断した場合は、ポンプ庫の行き先表示板に「氏名、出動先」を記入し、自家用車で火災現場に一番近いポンプ庫へ向かう。(一人ではポンプ車を運転しない)
3.火災現場に一番近いポンプ庫に集合した各班の団員は、協力しポンプ車(積載車等)で火災現場へ向かう。
4.火災現場では各班の団員が協力し消火にあたる。必要に応じて地区民に協力を依頼する。ただし安全を最優先にする。
・消火法順序
1.消火器:ポンプ車や近くの民家にある消火器で初期消火する。
2.消火栓:ホースを直接つなぎ放水消火する。
3.貯水池等の水利:水利からポンプで放水消火する。
※状況に合わせ現場指揮者が判断し初期消火にあたる。
・初期消火の現場指揮優先順位
1.班長以上の幹部
2.機関長
3.幹部経験者
4.最初に現場に到着した経験のある団員
※幹部および各班の団員が参集後は、通常の指揮体制へ移行する。
制定:平成14年10月
改定:平成16年4月・災害時の地域連携(第1分団内規)
災害(大雨・台風・地震等)が発生した場合は、地域防災組織と連携し、迅速に対応にあたる。
・活動拠点
分団長は、区長会長および公民館長と連携し、各種インフラが整っている「公民館」を活動拠点とする。
・地域防災組織との連携
1.消防団がリーダーとなり地域防災組織と連携し、住民の協力を得て人命救助等にあたる。
2.分団長は、区長会長や地区長会長および公民館長と情報交換・要請を行う。
3.部長は、区長と情報交換・要請を行う。
4.班長は、地区長と情報交換・要請を行う。
・消防署への報告
被害・活動状況は、消防無線や電話、FAX、電子メール等を活用し、迅速に消防署へ報告する。
・安全優先
1.無理な行動はしない。
2.パトロールは必ず2人で行い、決して一人では行動しない。