COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

COPD(慢性閉塞性肺疾患)をご存じですか?

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、これまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれてきた病気の総称です。たばこの煙を主とする有害物質を長期間吸入することで生じる肺の炎症性疾患であり、長期間の喫煙に起因する生活習慣病です。

喫煙とCOPDの関連

喫煙はCOPDのリスクの9割を占めるとされています。
世界保健機構(WHO)の報告によると、COPDは世界の疾患別の死亡順位が第3位となっており、2019年の1年間におよそ300万人(全死亡者数の6%)がCOPDで亡くなっていると推計されています。

早期発見・早期治療が大切

 呼吸機能は、一度低下すると回復が困難になりますが、早期に発見し治療することで、悪化を防ぎ、生活の質を向上させることができます。

COPDの予防と治療のために、まずは禁煙

 COPDの最大の危険因子は、たばこの煙です。まずは禁煙しましょう。
 詳しくは、関連リンクから厚生労働省ホームページ『禁煙支援マニュアル(第二版)増補改訂版』をご覧ください。


<更新日:令和7年9月1日>