特定健診とメタボの関係
メタボリックシンドロームとは、別名「内臓脂肪症候群」と呼ばれています。
内臓脂肪がたまると、高血糖や高血圧などを引き起こし動脈硬化が進み、放置し続けると、脳卒中や心疾患(心筋梗塞等)、糖尿病合併症(人工透析・失明)などへと繋がります。
生活習慣を見直すことでメタボリックシンドロームを予防・解消することができます!
特定健診は生活習慣病に着目した健康診査です。
健康保持のために特定健診を受けましょう。
肥満にもタイプがある?
●内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)
内臓の周りに脂肪がたまるタイプの肥満。おなかがぽっこり出た
体型の方が内臓肥満と考えられます。生活習慣病の代表ともいえる
高血圧や高脂血症、糖尿病などの発症・悪化には、内臓脂肪が強く
影響しています。
●皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)
皮下に脂肪がたまるタイプの肥満。おしりから太ももにかけて
下半身に多く脂肪がつくタイプで、女性に多く見られます。
皮下脂肪は動脈硬化との関連は低いものの、睡眠時無呼吸症候群、
関節痛、月経異常などを合併しやすいため、改善がすすめられます。
(平成28年12月15日更新)