市長のコラムNo.3 『羽越水害から50年』(H29.8.16発行)
「もう水害はないと思った。」この言葉は、7月上旬の九州北部豪雨で被災された方の言葉です。この方の住むまちでは数年前にも豪雨災害があり、河川改修が行われ完了していました。被害にあわれた方に衷心より哀悼の意を表すると共にお見舞い申し上げます。
本県で未曽有の被害をもたらした羽越水害は50年前。昭和42年8月28日から29日にかけてのことでした。最上川流域の置賜・村山地方では次々に河川の氾濫や堤防の決壊が続出し、本県史上空前の大被害となりました。
本市では平成25、26年の水害後、吉野川と織機川の改修が急ピッチで進んでいます。
しかし工事が完了しても、人間の力では被害を100%なくすことはできません。いざという時に自分の命を守るのは、早めに避難することが一番です。
そのためにも過去の教訓を活かすことが大事です。8月26日(土)には「羽越水害50年行事」がシェルターなんようホール(文化会館)で行われます。ぜひご参加下さい。
【H29.8.16更新】