市長のコラムNo.4 『高速道路開通への夢』(H29.10.16発行)

 東北中央自動車道の福島大笹生インターチェンジ(IC)から米沢北IC間が11月4日に開通します。東北道の福島ジャンクションから南陽高畠ICまでがつながり、南陽市から福島市までのアクセスが20分短縮されます。

 南陽高畠ICから山形上山ICまでの工事も進んでおり、平成30年度に開通予定です。

 しかし実は、南陽市にはICが設置されておりません。 南陽高畠ICは高畠町にあり、その北側は上山IC。どちらも隣りのまちで、これでは通過されるだけになります。

 また、南陽高畠ICと上山IC間の距離は約15kmあり、東北中央道のなかで最も長い区間です。日本のICの平均間隔は10km。しかし欧米諸国では4~5km。国土交通省は整備費用が少なく利便性は通常並となるETC専用のスマートインターチェンジを追加する方向性を出しています。

 そこで、中川に設置される南陽パーキングエリアにスマートインターを整備し、通過されるだけにせず、市民が利用しやすい高速道路をぜひ実現したいと考えています。


【H29.10.16更新】