市長のコラムNo.16 『国の幼保無償化を超え支援』(R1.10.1発行)

 私が市長に就任してから、南陽市は独自に「3人っ子政策」として第3子以降の保育料無償化・軽減を行ってきましたが、10月からは国の政策として大幅に拡充されます。

 しかしわかりづらい面があり、国は「保育料は無償化するが、食費はこれまで通り保護者負担」としました。

 食費には主食費と副食費があり、主食費はこれまで通りの方法で保護者負担です。一方、副食費は保育料に含まれていたので、国では副食費の目安を月額4500円として保育料と分け、保護者が別途支払うこととしました。

 今まで市の政策で無償になっていた方でも、このままでは10月から4500円負担することとなります。
 そこで、多子世帯の負担軽減を図る「3人っ子政策」の趣旨に基づき、保育園・認定こども園・幼稚園・児童館等の第3子以降の副食費を、南陽市で独自に無償化する補正予算を9月議会に提案し可決されました。また国の無償化対象外である児童館の保育料も、市が独自に無償化します。
【R1.10.1更新】