「吉野石膏の森」記念植樹祭

南陽市「企業の森」第1号スタート!

  • 4月16日に行われた基本協定調印式
 山形県南陽市では、二酸化炭素削減、地球温暖化防止と市内の山林の保護育成を目的に「企業の森」づくりを進めています。

 その企業の森の第1号として、1901年に市内吉野地区で創業したタイガーボードなど建材メーカーの吉野石膏株式会社と、平成20年4月16日(水曜日)に「吉野石膏の森」づくりの基本協定を結びました。また南陽市では、平成20年度から「森づくり推進室」を新設し、企業の森の具体作業に取り組んでいます。        

「吉野石膏の森」記念植樹祭が行われました

  • 塩田市長らによる代表植樹
  • 地元の小学生による記念植樹
 「吉野石膏の森」は南陽市北部の吉野地区にある標高680メートルの雨坂山、約26ヘクタールで整備を進めています。10月には2.10キロメートルの道路が完成し、駐車場や植林エリアなども整備しました。 

 平成20年10月22日(水曜日)午前10時から、「吉野石膏の森」の現地で記念植樹祭を開催し、本格的に森づくりが始まりました。

 当日は、吉野石膏株式会社から須藤永作副社長がご出席くださり、地域関係者や地元の荻小学校、小滝小学校児童ら約120名が参加し、盛大に行われました。
 須藤副社長、塩田南陽市長らによる「ハナミズキ」の代表植樹に続いて、小学校、地元の人たちが「ブナ」の苗木300本を植樹しました。

これからの「吉野石膏の森」

  • 「吉野石膏の森」完成予想図
 今後は、既存森林の間伐や枝打ち、植林などを行い、当初の計画に基づき「美林の森」「体験の森」「学習の森」「憩いの森」「眺望の森」のエリアごとに整備していきます。
 
 吉野石膏の森からは、北東に山形市の蔵王が、北には白鷹山、西には大朝日岳が手に取るように見え、南には吉野の集落が一望のもとに見えます。この吉野石膏の森が、いずれ多くの市民に親しまれる森になることを願い、整備を進めていきます。