「吉野石膏の森」にておきたま森の感謝祭を開催

「吉野石膏の森」でおきたま森の感謝祭が行われました

  • 一般参加植樹(宮内小、漆山小、荻小、小滝小学校と各地区緑の少年団の児童たち)
 「おきたま森の感謝祭」は、置賜地域の自然環境の恩恵に感謝しながら、森を守り、育てることの重要性を知ってもらい、「みんなで支える新たな森づくり」を推進するため、県や置賜林業推進協議会が主催となり、置賜3市5町の持ち回りで毎年開催しております。
 平成21年度は、「あなたから広げていこう緑の輪」のテーマのもとに、平成21年9月26日(土曜日)午前9時から、345名の参加者のもと「吉野石膏の森」で開催されました。              

式典・森づくり活動の様子

 式典では、緑化功労者の表彰が行われました。緑化功労者とは、国土緑化運動に永年にわたって貢献し、その功績が顕著であった方を称えるものです。
 今回、南陽市からはお二人が選ばれ、森林整備部門では林業士の加藤善次郎氏が、環境緑化部門では県林業士会会長・指導林家の川合要一氏がそれぞれ受賞しました。

 式典の後、「森づくり活動」の実演として、木の伐倒や枝打ちの作業が行われました。中でも、名人とロボットの枝打ち対決では、巧みにロープを操り、見事に枝打ちをする名人の姿に、会場の皆さんから歓声が起こりました。
  • 緑化功労者表彰を受賞された皆さん(左から加藤善次郎氏、川合要一氏)
  • ロープ1本でするすると木を登る名人技による枝打ち作業

楽しいイベント盛りだくさん!

 一般植樹として、小学生から大人の方々までが、アキグミやエノキ、シナノキ、サルスベリ、エゴノキ、コブシ、ネムノキ、トウカエデなどの11種類、400本の苗木を記念植樹しました。
 また、吉野石膏株式会社と吉野石膏の森づくり委員会 川合会長による、子どもたち限定のお楽しみプレゼント宝探しも実施され、11名の子供たちに図書カードがプレゼントされました。
 そのほか、会場イベントとして、「おきたま癒しの森」案内人による森林トレッキング(ネーチャーゲーム)や、間伐材や木の実を使ってのクラフトづくり、アートセラピー(パステル画)作成、キノコ汁の無料振る舞いなどもあり、参加者の皆さんは、楽しい時間を過ごしながら自然の大切さを再確認していました。
  • 木工クラフトに挑戦する子どもたち。
  • アートセラピー初体験。どんな作品ができるかな?