南陽市の農業

《農業の特徴》

本市の農業は、水稲を基幹作物として果樹・畜産・野菜等を組み合わせた複合経営体が中心となっており、水稲中心の置賜地域では特異的な地域で、市内の耕地面積は、市の総面積の約16.4%を占める2,640haで、内訳は田が1,670ha、普通畑969haとなっています。

農業経営体(家族経営)の経営耕地の状況では、経営耕地のある経営対数が805戸で総面積が2,136ha、農家1戸当たりの経営耕地面積が約2.6haになります。このうち田のある経営体が554戸で1,615ha、畑が419戸で228ha、樹園地が552戸で293ha、田・畑・樹園地のバランスがとれた状況の中で経営が行われております。
 

7年

12年

17年

22年

27年

令和2年

0.5未満

273

259

223

223

169

170

~1.0ha

424

373

299

224

169

146

~2.0ha

555

455

382

311

255

184

~3.0ha

255

226

192

156

127

102

~4.0ha

147

118

158

155

123

107

~5.0ha

47

66

~7.0ha

32

44

68

76

86

58

~10.0ha

3

11

10ha以上

4

6

8

20

29

43

農業経営体を経営耕地面積規模別にみると、前回に比べ、0.5ha以上10.0ha未満の各階層で経営体数が減少しているのに対し、10.0ha以上の階層では約1.5倍増加している。



《農家の構成》

農家戸数は、令和2年2月現在の農林業センサスによると1,107戸で、市内全戸数の9.7%になっています。内専業農家は276戸、農業所得を主とする第1種兼業農家は85戸、農業以外の所得を主とする第2種兼業農家は760戸(自給農家含む)で、専業農家は微増の一方で、第1種兼業農家、第2種兼業農家は年々少なくなっています。

 

総数

専業

第1種兼業

第2種兼業

7年

2,116

245

710

1,161

12年

1,906

200

520

1,186

17年

1,693

198

462

1,033

22年

1,513

229

331

953

27年

1,328

266

199

863

令和2年

1,107

276

85

760

 ※2種に自給農家数含む