「配電盤のまち南陽」のご紹介

 

1 「配電盤のまち南陽」の位置付け

 

 配電盤とは、建物内の電気機器に電気を供給し、その制御・監視を行う装置の総称です。配電盤は、ビルや工場をはじめ、電気が供給されている建物には必要不可欠な装置です。

 南陽市内には、配電盤やその関連製品を製造する企業が数多く立地しています。これらの企業では、多くの人が働き、家族を含めた多くの市民の生活を支えています。また、市内全域の製造品出荷額に占める割合も非常に大きく、地域経済を支える重要な産業となっております。

 多くの方々に、南陽市が配電盤のまちであることを知っていただくとともに、配電盤関連の取引先を探している企業のみなさまに向けて広く情報発信するために、ホームページ「配電盤のまち南陽」を作成しました。

2 南陽市の配電盤関連産業の歴史

 

 南陽市の配電盤関連産業は、川﨑電気(株)(現社名(株)かわでん)が、始まりであると考えられます。南陽市史によれば、東京目黒で発足した同社は、昭和20年に南陽市小岩沢に疎開、移転します。移転後しばらくは売上高が停滞していたものの、高度経済成長期には、資本金、売上高ともに大きな伸びをみせ、驚異的な発展を遂げました。

 その間、昭和29年に川﨑電気事業協同組合、続いて昭和42年に山形県南電気事業協同組合を設立するなど、関連企業の組織化が進みました。業種は、板金加工、金型、鋳造、機械加工、配線等、配電盤の製造に必要なあらゆる業種に及びました。また、同社は、従業員に独立起業を推奨していたこともあり、地域も山形、米沢地区一円に広がって行きましたが、特に南陽市内には多くの企業が設立されました。

 南陽市史は、川﨑電気(株)の技術的な側面についても記述していますが、それによれば、同社は、提案制度を採用し、だれでも、どんな些細なことでも申し出ることができる社風を醸成することで、多くの特許を取得して技術の最先端を維持してきました。また、同社のエンジニア精神は、社訓に掲げられる「最高の品質は最大の信用を得る」の一言によって表され、それは、親会社のみならず関連企業にも脈々と受け継がれています。

3 現在の本市配電盤関連産業

 

 このような歴史の中で育まれた南陽市の配電盤関連産業は、現在、(株)かわでんとその関連企業の他、独自に営業する企業も、それぞれの特長を生かしながら企業活動を行っております。

 板金、組立、塗装の各工程を担う企業が、長年培ってきた技術を生かし、より品質の良い製品、より短期間での納品、大規模な受注など、発注者からの様々な要望に答えることが可能となり、まさに「配電盤のまち南陽」となっています。


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