南陽市ゼロカーボンシティ宣言


2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指します。
 令和2年12月23日(水)に、南陽市は2050年までに二酸化炭素(CO₂)の排出量実質ゼロ※を目指す「南陽市ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
 皆さんも二酸化炭素の排出量削減にご協力をお願いします。

※日常生活や経済活動によって排出されるCO₂量を可能な限り削減したうえで、それでも排出されるCO₂量は、森林などによって吸収されるCO₂量と同じ(±0)にすること。


 
南陽市ゼロカーボンシティ宣言(全文)
 近年、世界中で地球温暖化が原因とされる異常気象により、自然災害が頻発・激甚化し、今や私たちの生命や暮らしが脅かされる状況にある中、地球規模での温暖化対策が求められています。
 2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命からの平均気温上昇を2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く共有されました。その後、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする必要がある」と示されています。
 南陽市は、北に丘陵、南に沃野、すぐれた伝統と歴史をもった未来あるまちです。今こそ市民・事業者と力をあわせ、未来永劫にわたって誰もが安心して住み続けられるよう次世代につないでいくため、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」へ挑戦することをここに宣言します。

令和2年12月23日 南陽市長 白岩 孝夫


更新日 令和2年12月23日