ICT活用授業推進方針

 子ども達を取り巻く現代社会は、急速に進む少子高齢化による生産年齢人口の減少、絶え間ない技術革新など、予測が困難な時代となっています。このような現代社会にあって、社会生活のあらゆる場面でインターネットやデジタルツールが必要不可欠となる中、情報や情報手段を主体的に選択し活用するために必要となる情報活用能力は、学習指導要領において、言語能力や問題発見・解決能力などと並び、子ども達の日々の学習や、生涯にわたる学習の基盤となる資質・能力として位置付けられており、学校では、こうした能力を、各学校段階を通じて体系的に育んでいくことが求められています。
 本市並びに本市教育委員会では、国の「GIGAスクール構想」に則り、学校における高速大容量のネットワーク環境整備の推進と、子ども一人一人がそれぞれ端末を持ち、十分に活用できる環境の実現を目指しております。ついては、本方針により、令和の時代のスタンダードとして、授業における1人1台端末の適切な活用が、全小中学校において確実に実践されるよう、ICTを活用した授業の目指す姿と、その実現に向けた具体的方策を示すこととしましたので、あわせて公表します。

更新日:令和3年7月9日