LINE株式会社の個人情報の取扱いに関する一部報道に対する対応について

■市では、LINEを使っての個人情報のやり取りをしておりません

今回の報道を受け、市民の皆さまにおかれましては、LINEの利用を不安視されていると思います。
市のLINE公式アカウントは、情報の発信に利用しており、個人情報のやり取りにはLINEを利用しておりませんので、ご安心ください。
ただ、「LINE」を利用する際には、トーク画面に個人が識別される情報を掲載したり、特にマイナンバーカード、運転免許証、キャッシュカード、クレジットカードなどの個人情報が記録されているものの写真を撮って、LINEに保管する行為はなさらぬよう、ご注意ください。

■報道内容の概要

3月17日付けの一部報道において、LINE(株)が提供する無料通信アプリ「LINE」の利用者の個人情報の一部が中国の大連にある子会社と委託事業者、及び北京にある委託事業者からアクセスできる状態であったことが分かりました。
 

■中国にある拠点、委託事業者からアクセスできる状態であった個人情報

一般に、利用者のトークテキストおよび会員登録情報などのプライバシー性の高い個人情報は日本国内のデータセンターで保管されていますが、トークルーム内で生じた迷惑行為を報告する機能である「通報」の機能を使い、利用者がLINE(株)に通報した場合は、中国大連にある委託事業者と北京にある委託事業者がモニタリングを行っております。
迷惑行為の報告がない限りは、トーク内のテキストや画像・動画について、当該事業者がアクセスすることはできない状態になっています。
 

■南陽市LINE公式アカウントについて

LINE(株)の発表によりますと、「LINE公式アカウント」のデータは、トークテキストおよび会員登録情報などのプライバシー性の高い個人情報は日本国内のデータセンターにて適切なセキュリティ体制のもとで管理が行われており、「LINE」に対して外部からの不正アクセスや情報漏洩が発生した事実はないとのことです。
また、LINE公式アカウントには、「Messaging API」という機能があり、LINE(株)とは別の事業者が個人の情報を管理する場合がありますが、南陽市LINE公式アカウントは、「Messaging API」機能を使っておりませんので、LINE(株)以外の事業者に個人情報が保管されるという心配はございません。
 

■市としての対応

「LINE」の個人情報保護の取り扱いを懸念する報道がありますが、市からの情報発信については、引き続き、運用したいと考えておりますが、今後のLINE(株)からの情報提供及び対応等について、引き続き注視をし、必要に応じて速やかな対応を検討してまいります。