災害に備えて


地震や台風などの災害は、いつ起こるかわかりません。

もし災害が起きた時に “ 水 ” への備えをどうしたらいのか。

さまざまな対策をご紹介します。
 


<飲料水の確保>

 人が生きていくには一日当たり3リットル(一人分)の飲料水が必要と言われています。災害などによって蛇口から水が出なくなったときのために各家庭で人数分×3リットル×3日程度の飲料水を備蓄しておくことをお勧めします。(5~6年保存水もあります)


<応急給水容器の備蓄>

 災害などによる断水時には災害援助給水車などが出動することがあります。そのとき、給水車などから給水を受けるときに役に立つので、清潔なポリ容器を備えておきましょう。水が入った時、容器は重たくなりますので、持ち運びできるような大きさの容器を選びましょう。


<お風呂の水の有効利用>

 災害などによる断水時に、お風呂の残り湯は消火用水やトイレの流し水などのさまざまな用途に使用できます。すぐには流してしまわず溜めておきましょう。  


◎水道水の保存方法

・保存容器

   清潔でふたのできるポリ容器等を準備し、水道水で十分に洗浄します。
       (水が入った時に持ち運びできる容器を選びましょう。)

・水道水の入れ方

   容器内にできるだけ空気が入らないように、水道水で満たしふたを閉めます。
       (空気が残っていると空気中の細菌で汚染される心配があります。)

        ※浄水器などの残留塩素を減少させる装置を通した水は消毒性能が失われるため使用せず、
           水道水そのものをお使いください
・保管場所

   直射日光の当たらない、風通しのいい場所を選びましょう。
・保存期間

   水道水は塩素で消毒されていますが、くみ置きすると時間とともに塩素の消毒性能が失われていきます。
       安全性を考えると3日間が目安です。