南陽市上水道事業「水安全計画」

 本市の水道事業においては、水質基準に適合した水が、必要な量、いつでも、どこでも、誰でも、合理的な対価をもって、安心して利用可能であり続ける水道を実現するため、「持続」「安全」「強靭」に関する具体的な理想像を掲げ安全でおいしい水の供給に努めています。
 全国の水道事業においては、今なお、水道水へのさまざまなリスクが存在し、水質汚染事故や異臭味被害の発生もみられ、安心しておいしく飲める水道水を安定的に供給していくためには、水源から給水栓に至る統合的な水質管理の徹底が必要になっています。
 このような状況の中、南陽市では世界保健機関(WHO)が提唱する食品製造分野で確立されているHACCP(※1)の考え方を導入した「水安全計画」(Water Safety Plan;WSP)を策定しました。
 「南陽市水安全計画」では水源から給水栓に至る各段階で危害評価と危害管理を行い、安全な水の供給を確実にする水道システムを構築し、安全で安心な水道水の供給に努めてまいります。
※1 HACCPとは
Hazard Analysis and Critical Control Point(危害要因分析・重要管理点)の略称で、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除却又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法

※南陽市上水道事業「水安全計画」概要は関連ファイルをご覧ください。