健康まちづくりプロジェクト「運動・スポーツ習慣化促進事業」のスポーツ庁採択内定について

 南陽市健康まちづくりプロジェクトでは、運動・スポーツを通した健康増進と地域活性化のための具体的取組として、このたびスポーツ庁令和5年度地方スポーツ振興費補助金「スポーツによる地域活性化推進事業(運動・スポーツ習慣化促進事業)」の採択内定を受けました。
 「運動・スポーツ習慣化促進事業」は、都道府県や市町村が行う、多くの住民が安心して、安全かつ効果的な健康づくりのための楽しい運動・スポーツを習慣的に実施するための、スポーツを通じた健康増進に資する取組にスポーツ庁より補助が受けられるもので、今年度の山形県内からの申請・採択は南陽市のみです。

 南陽市では、本事業を活用し、南陽市と健康まちづくりの推進に関する包括連携協定を締結する一般社団法人ヤマガタアスリートラボと連携しながら、子育て期の女性への運動・スポーツへの関心を高める新たなアプローチとして、コンディショニング教室を開催するなど、主に次の取組を計画しています。
 コンディショニングは、令和5年度から市内中学校部活動地域移行に伴う新たな地域活動の受け皿の一つとして実証事業も今後開始が予定されており、特に中学生の子とその親がコンディショニングという共通の運動を通じて親子の交流や運動機運醸成、ライフパフォーマンス向上へとつながる取組を目指します。
【取組の概要】
〇コンディショニング指導者の地域人材育成研修
 コンディショニングによる持続可能な取組の体制をつくる。
〇子育て期の女性を対象としたコンディショニングの教室運営

 コンディショニングコーチ有資格者やアスリート、オリンピアンによる定期的な教室の開催。
 運動の他に健康相談等を行い体力向上とともにライフパフォーマンスの向上を目指す。
〇コンディショニングによる取組の効果検証
 大学と連携して教室参加者のアンケート調査や測定等を行い教室前後の心身の変化を評価する。
【取組の開始】
令和5年10月予定

【画像】令和5年8月25日記者発表にて
 白岩孝夫南陽市長(向かって右)と一般社団法人ヤマガタアスリートラボ 池田めぐみ代表

2023年8月25日スポーツ庁補助事業採択会見