令和7年度南陽市総合防災訓練を実施しました
10月19日(日)、金山地区、金山公民館周辺を会場に、南陽市総合防災訓練を実施しました。
今年度は、長井西縁断層帯を震源とする大規模な災害を想定し、デジタル技術を用いた避難所受付管理の体験やAEDを使用した応急救護訓練、自衛隊による入浴支援、ライフラインの復旧に関する訓練のほか、消防団による逃げ遅れた要救助者の担架搬送訓練や倒壊した建物内の要救助者の救助を想定した倒壊建物救助救出訓練、消防防災ヘリコプタ―による要救助者の検索活動など、セミブラインド(一部訓練のシナリオを与えない)方式とし、消防団と消防署が連携した検索活動、要救助者の救助などを実践に近い形で行いました。
また、シェイクアウト訓練では、身を守るための基本的な行動を参加者全員が一斉に行いました。
訓練開始から金山地区自主防災会、南陽市消防団、その他防災機関・関係団体合わせて25団体から約480名の方々から参加をいただきました。
白岩市長からは、「平成25年、26年の豪雨災害被害から12年が経過したが、被災の記憶は忘れてはならない。しっかりと後世に伝承していくことが大切である。本日の訓練は総じて良好であった、日ごろから災害に対する正しい認識をもち、災害に備えてほしい」との講評がありました。
訓練にご参加・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

