市長のコラムNo.26 「お大事に」と「おかえり」(R3.6.1発行)

 南陽市内で新型コロナウイルスの感染が5月下旬、急速に拡がりました。
 その背景には、従来のものと比べて感染力が25%から40%高いとされる変異株の影響があります。

 ヒトの体内で増殖したウイルスは、ヒトの呼吸などで外部に出て、人から人へ感染が拡がりますが、より少ない量のウイルスでも感染するのが変異株です。そのため、これまでは密閉、密集、密接の3密を避け て、と言われていましたが、そのなかの1密だけでも感染してしまう人が出ています。

 私達は、例えば会食は家族等に限るなど、感染リスクがある行動や時間をこれまで以上に減らす必要があります。
 一番申し上げたいのは、悪いのはウイルスです。感染された方ではありません。誰もが感染する可能性があります。
 感染された方やそのご家族には、「お大事に」の気持ちを持ち、回復されたら「おかえり」と言える南陽市でありますよう、市民の皆様に心からお願い申し上げます。
 
【R3.6.1更新】