市長のコラムNo.30 全ての市民に等しく公平に(R4.2.1発行)

 中国武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症の発生から、2年もの月日が経過しました。
 加えて昨年、原油価格高騰による灯油・ガソリン価格の高止まりや、食料品などの値上がりが、市民生活を直撃しています。
 
 これまで本市では、収入が大幅に減ってしまった飲食業や旅館業、製造業などを中心として支援する緊急経済対策を第14弾まで行ってきました。

 しかし、前述の状況を踏まえ、制度のはざまでこれまで支援の手が届かなかった方にも、少しでもなんとか届けられないか。
「全ての市民に等しく公平に行き渡る支援」が今こそ必要だと考えました。

 そこで、「南陽市 全市民応援クーポン事業」の予算、約1億円を、市議会のご理解をいただき、市長専決処分で急ぎ確保しました。

 百歳を超えるお年寄りから、いまお母さんのお腹の中ですくすく育つ赤ちゃんまで、全ての市民の皆さんに、一人当たり3千円のクーポンを2月に配布します。少しでも暮らしの一助となりますように。
【R4.2.1更新】