市長のコラムNo.31 座視することは、できない(R4.4.1発行)

 ウクライナへのロシアの軍事侵攻について、全国青年市長会として抗議文等を出すべきか。また、難民受入れについて、青年市長会でこれだけ受け入れるつもりがある、と政府に申し入れ、支援の動きを後押ししたい。白岩前会長のご意見を頂戴したい、という趣旨の相談が、青年市長会の現会長、大阪府泉佐野市の千代松市長から入ったのは、3月初めでした。

 私はすぐ、次のように返事しました。
 「抗議は時宜を逸せず早いほうが望ましい。難民受入れ、賛成。ただし選択の余地を残して、現時点での意向調査でよいと思う。」

 そしてロシア大統領宛の抗議声明文を3月11日にロシア大使館に送付。
 ウクライナ避難民については、青年市長会員94市のうち70市が受入れを表明し、会長が法務大臣に制度の明確化を17日に要請しました。

 侵略されたウクライナ。日常を、家族を、命を奪われる、子どもや女性。自分の子や孫、家族だったら。他人事ではない。座視することは、できない。
 
 できる限り支援すべく、南陽市は、抗議、受入れ、どちらも賛同します。
【R4.4.1更新】