令和4年度 消防団任免式

 4月3日(日)文化会館において、南陽市消防団任免式が執り行われました。
今年も感染症拡大防止のため規模を縮小し、本年3月末日の退団者代表と副分団長以上の幹部、新入団員の2名のみの出席となりました。

 辞令交付では、退団者を代表して第7分団第5部第2班 菊地重美さんに退団辞令が、新入団員22名を代表して、第7分団第1部第1班 長嶋佑介さんに辞令が井上団長から交付され、第6分団第3部第2班 矢島 匠さんから「消防の目的及び、任務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ公平に、消防職務の遂行にあたります」と力強く宣誓がありました。

 井上団長から、「消防団を取り巻く環境は大きく変化している中で、その時代に柔軟に対応しながら市民の生命と暮らしを守り、団員ひとり一人が持てる能力を最大限に発揮し、強い使命感と責任感のもとに持てる力を尽くしてほしい。」と訓示が述べられました。

 白岩市長からは、『3月16日、福島県沖を震源とする地震が発生し、市では被害が大きかった宮城県大崎市に給水支援、福島県相馬市へ住家被害調査のための応援職員を派遣した。また、昨年10月末から1カ月の間に3件の建物火災が発生し、市として初めて「建物火災多発警報」を発令し、市民に注意を呼び掛けたが、消防団にみなさんの活動に感謝申しあげる。全国的に消防団員の確保が困難となる中、本市においても団員数の適正化を図るべく、条例定数を見直すとともに報酬額を引き上げるなど処遇改善を図ったところであり、引き続き消防力の充実に努めていくので、井上和也団長を中心に、崇高な使命感のもと市民の信頼と期待に応えてほしい。』と式辞が述べられました。

 退団された38名の団員の皆さん、長年にわたり市民の安全・安心と地域消防の発展にご尽力をいただき感謝しますとともに、今後とも地域防災のリーダーとしてご活躍いただきますようご期待いたします。

 また、新たに役職に就かれた方、新入団員の皆さんには、それぞれの役割を認識し、知識と技術をしっかりと身に付けていただき、身を守ることを最優先し、市民の安心・安全のために活動していただきますことをご期待いたします。

(更新日:令和4年4月4日)