南陽市水害対応総合訓練を実施しました

 5月15日(日)、各地区・自主防災会、水防団(消防団)、水防関係者およそ1100名の方々に参加をいただき、「南陽市水害対応総合訓練」を実施しました。
 「避難訓練」では、午前8時に市内全的に「高齢者等避難」が発令されると、市内160の地区・自主防災会に情報伝達され、市内28箇所の避難所(指定緊急避難所・一時避難所)が次々に開設されるなど避難準備が進められ、午前8時30分の「避難指示」発令とともに避難行動の確認が行われました。
 「避難訓練」終了後、市長が防災行政無線のマイクを握り、「日ごろから災害時の避難行動を前もって考えていただき、危険を感じたら『自分の命は自分で守る』行動を速やかにとってください」と出水期に向けたメッセージを放送しました。
 次に、赤湯地内、吉野川新生橋上流河川敷で行われた「水防訓練」では、南陽市水防団(消防団)、赤湯・中川地区自主防災会が参加し、土のう作成、積み土のう工法等の水防活動に取組む一方、南陽消防署による水難救助訓練を行うなど、水防関係者が連携し、有事即時対応の訓練を行いました。
 令和元年台風第19号被害、令和2年7月豪雨における最上川中流域の溢水による水災害をはじめ、近年の自然災害は激甚化し、各地で大きな被害が発生しています。
 水害や土砂災害が起こりやすい季節となります。
 各家庭で、大切な命を守るために、ハザードマップを確認し、自分のいるところの災害のリスクを確認しましょう。
 そして、日ごろから災害に対する備えをとり、いざというとき『自分の命は自分で守る』行動をとりましょう。





(更新日:令和4年5月15日)