第57回全国史跡整備市町村協議会大会 開催

10月5日(水)~6日(木)に岩手県平泉町で開催された「第57回全国史跡整備市町村協議会大会」に白岩市長と社会教育課職員が出席しました。

会長である静岡県三島市の豊岡市長からは、久しぶりの対面での大会開催となり、約400名の参加者を迎え、コロナと日常生活の両立に向け自治体も対策に苦労している中、参加していただいたことへの感謝の言葉がありました。
 
また、全国史跡整備協議会は全国で623の自治体が加盟しており、今後も文化財の保存、活用に協議会として全力を挙げて取り組む所存なので、引き続き加盟自治体のご尽力をいただきたいとのご挨拶がありました。
 
総会では、全議案が異議なく可決され、最後に大会決議が提案されました。大会決議では、「1.史跡等買上げの充実 1.史跡等整備活用事業の充実 1.埋蔵文化財発掘調査等の充実」について、令和5年度国及び都道府県予算において特段の措置を講ぜられることを強く要望することが、満場一致で決議されました。
 
総会終了後に平泉文化遺産センター名誉館長の近藤誠一氏から「ふるさとの魅力―蓄積された人文知」と題した講演会が行われ、大会は終了しました。
今後の文化財保存活用に向けた指針となる、大変有意義な大会でした。