NTT東日本と南陽市(置賜地域)におけるレジリエンス強化推進プロジェクトに関する連携協定を締結しました

 この度、東日本電信電話㈱(NTT東日本)と「南陽市(置賜地域)におけるレジリエンス強化推進プロジェクトに関する連携協定」を締結しました。

 この協定は、NTT東日本が持つ膨大な知見と情報ネットワークを活用し、災害のリスク、課題の洗い出しや、その解決に向けた取組みを支援するものであり、本市をはじめ、置賜地域における安全・安心なまちづくりに寄与し、災害に強いまちづくりを目指すものです。

 近年、全国各地で大規模な自然災害が頻発する中、本市でも、平成25、26年の2年続きの豪雨災害を経験し、昨年8月には大雨により飯豊町や川西町など置賜地域を中心に甚大な被害が発生しています。
 
 私たちは、このような災害を経験し、その反省と教訓を基に様々な災害対策を講じておりますが、人命を守り、被害を最小限にとどめるためには、地域の特性を知り、災害リスクや課題をしっかりと把握し、それに基づいた組織体制づくりと防災関係機関との連携構築を行っていく必要がありますが、ひとつの自治体だけでは、人的にも財政的にも限界があります。
 
 本日5月2日(火)、JA産業会館(米沢市)にて調印式が行われ、白岩市長から『本市では、2年続けての災害を経験してから、水害サミットをはじめ、全国の防災対策会議等にも積極的に参加し、学び、様々な防災対策を進めてきている。自治体だけでは災害対策に限界があり、官民共創なくしては自治体の発展はないと感じており、本協定が身のあるものと期待を寄せている。』との挨拶があり、NTT東日本 山形支店渡会支店長 からは、「民と複数の自治体が協定締結することは珍しく、自治体職員と連携し、強化推進対策の効果が出せるよう、これからの活動を全国に発信していきたい。」との挨拶がありました。
 
 これから出水期を迎えます。洪水・土砂災害ハザードマップを確認し、身近なところでどんな自然災害が発生するのか、どんな災害リスクがあるのか、もう一度確認しましょう。あなたの大切な人を守るために、家庭で、地域みんなで事前の防災減災対策を考えてみましょう。