HPVワクチン接種について

子宮頸がんを予防するワクチンを定期接種として無料で受けることができます


このページでは従来のHPVワクチンの定期接種に加え、キャッチアップ接種などについて紹介しています。

定期接種の対象者:接種の対象者について
キャッチアップ接種:接種期間を過ぎてしまった方に無料で接種できる機会を提供します
接種の受け方:南陽市での接種の受け方
ワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談窓口:市や県などの相談窓口
積極的勧奨の差控え期間に自費で接種した方へ:自費でHPVワクチン接種を受けた方へ(R4.8.23追記)

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の持続的な感染が原因とされています。
このウイルスは、女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。

子宮頸がんは自覚症状がないまま発症・進行することが多く、発見が遅れると、妊娠や出産に影響を及ぼすだけでなく、命にかかわることがあります。日本では毎年約11,000人の女性が子宮頸がんになり、約2,900人が亡くなっています。

また、このがんは若い女性がかかりやすく、その数は20歳代後半から増加し、30歳代から40歳代後半でかかる人が最も多くなっています。

HPVワクチンの効果

HPVワクチンは、これまでの調査研究で、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類のウイルス感染に対して効果があることが報告されています。

また、ワクチン接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

20歳以降の子宮頸がん検診に先立って、がんを予防するためにHPVワクチンを接種することをおすすめします。

HPVワクチンの副反応(安全性)

HPVワクチンの接種後にみられる主な副反応としては、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。

また、ワクチンの接種後に見られる副反応は疑われる症状については、厚生労働省が接種との因果関係を問わず収集しており、定期的に専門家が分析・評価しています。以下のとおり重い症状の報告例は稀です。

 
病気の名前 主な症状 報告頻度 ※
アナフィラキシー
呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー 約 96万接種に1回
ギランバレー症候群 両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気 約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎
(ADEM)
頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気 約430万接種に1回
複合性局所疼痛症候群
(CRPS)
外傷をきっかけとして慢性の痛みを生ずる原因不明の病気 約860万接種に1回

※2013年3月までの報告のうちワクチンとの関係が否定できないとされた報告頻度

定期接種の対象者

小学校6年生から高校1年生相当の女子

なお、接種に適した時期は中学1年生時の1年間とされており、高校1年生相当までに接種するのが最も効果が高いとされています。

接種期限

高校1年生相当になる年度の末日まで

※平成18・19年度生まれの方は上記期限の後も、令和7年3月31日まではキャッチアップ接種を受けることができます。詳しくはこのページの「キャッチアップ接種」をご覧ください。

キャッチアップ接種

HPVワクチン接種の勧奨を差し控えていた期間中に無料での接種の機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、令和7年3月31日まで公費で接種を受ける機会が設けられることとなりました。(これをキャッチアップ接種といいます。)
対象者の方には、令和4年5月9日付けで通知をお送りしています。
今後更新情報があれば、随時このページに掲載します。

定期接種を過ぎた場合のワクチンの有効性

高校1年生相当までに接種をするのが最も効果が高いとされていますが、20歳頃の初回接種まではある程度有効性が保たれることや、性交経験がない場合はそれ以上の年齢についても一定程度の有効性があることが分かっています。一方で、接種による明らかな安全性の懸念は示されていません。

また、性交経験によるHPVの感染によって、ワクチンの予防効果が減少することが示されていますが、性交経験がある場合でも、ワクチンの予防効果がなくなってしまうわけではありません。

20歳以上の方は子宮頸がん検診を定期的に受診することも大切です。検診を定期的に受けることで、がんの早期発見、早期治療につながります。

キャッチアップ接種対象者

実施期間中、毎年度対象者の生年月日の範囲が一年ずつのびます。

年度 対象者の生年月日
令和4年度
平成9年4月2日~平成18年4月1日
令和5年度 平成9年4月2日~平成19年4月1日
令和6年度
平成9年4月2日~平成20年4月1日

※過去に3回接種されている方は対象外です。

実施期限

令和7年3月31日まで

接種の受け方

接種を受ける医療機関へ直接お電話していただき、予約をしてください。
予診票は医療機関に設置しています。
接種を受けられる医療機関については関連ファイル「HPVワクチン接種を受けられる医療機関」をご覧ください。

なお、上記医療機関以外で接種したい場合は、けん診係(0238-40-1693)にお問合せください。

ワクチンの種類と回数及び接種間隔

種類 回数 1回目と2回目の接種間隔 3回目
サーバリックス(2価) 3回 1か月をあけて2回目の接種 1回目の接種から6か月後
ガーダシル(4価) 3回 2か月をあけて2回目の接種 1回目の接種から6か月後
※上記については標準的な接種間隔です。接種スケジュールについては医師にご相談ください。
※シルガード9(9価ワクチン)は対象外です。

ワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談窓口

・万が一、副反応により健康被害が出た場合は、予防接種法に基づく救済制度があります。
・HPVワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談窓口が設置されています。
(相談窓口については「関連ファイル」の「HPVワクチン接種後に症状が生じた方に関する相談窓口について」をご覧ください。)

積極的勧奨の差控え期間に自費で接種した方へ

平成9年4月2日~平成17年4月1日までの間に生まれた女性のうち、既に自費でHPVワクチンの接種を受けた方へ、接種費用の助成を実施します。

対象者

以下の条件に全て該当する方
  1. 令和4年4月1日時点で市に住民登録がある方
  2. 16歳になる年度の末日までに3回目のHPVワクチン接種を完了していない方
  3. 17歳となる年度の初日から令和3年度の末日までに国内の医療機関でサーバリックスまたはガーダシルワクチンの任意接種を受け、実費の負担があること
  4. 3についてキャッチアップ接種との重複がないこと

申請の方法

以下の書類をご準備ください。
  1. ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費用償還払い申請書(様式第1号)※関連ファイルよりダウンロードができます
  2. 任意接種を受けたことがわかる書類の原本(金額と回数がわかるもの)
  3. 助成を受けようとする者の接種記録が確認できる母子健康手帳、予防接種済証又は接種済の記載がある予診票の写し
  4. 振込先の口座の通帳
  5. 申請者と被接種者の本人確認書類(免許証・保険証・マイナンバーカードなど)

【申請から支給までの流れ】
上記1~5の書類を一式持参していただき、8番窓口へ申請

交付決定通知(市から通知書をお送りいたします)

市から申請口座へ交付決定額を振込み(申請から1か月程度かかります)

※2・3の書類の提出が難しい場合はご相談ください。(0238-40-1693)

助成額

医療機関に支払った予防接種費用

※交通費・宿泊費・文書料等は対象外です。

関連リンク(別サイトへ移動します)

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について (山形県 健康福祉部コロナ収束企画課)

参考(別サイトへ移動します)

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省)
HPVワクチンに関するQ&A(厚生労働省)
一般の皆さまへHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)についてQ&A(日本婦人科腫瘍学会)
厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
子宮頸がん (国立がん研究センター)
子宮頚部 がん統計(国立がん研究センター)
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~

(最終更新日 令和4年8月29日)