こども歴史教室 縄文時代(狩りをする人々)

 

   縄文時代は約1万年前~約2500年前、縄文土器とよばれる縄目がほどこされた土器が使われた時代です。地面を掘ってつくった「たてあな住居」に住み、数軒の家がひとつのムラとなりました。ひとびとは狩りをしたり自然のドングリやクリ等をあつめたりしたほか、クリの木等を植えたりしていたようです。南陽市では縄文早期の大野平遺跡(漆山地区)をはじめ、縄文中期のムラと思われる長岡山遺跡(赤湯地区)など実に80カ所以上の縄文時代の遺跡が見つかっています。

縄文時代の狩り


南陽市から発掘された縄文時代の土器と石器
『稲荷森古墳調査概報』山形県立博物館より

縄文前期

 写真1縄文前期の土器

縄文時代前期の土器(大野平遺跡)

 写真2縄文前期の土器

縄文時代前期の土器(須狩田遺跡)

 


縄文中期 

写真3石器、矢尻 写真4縄文土器、浅鉢 写真5土偶

 やじり

縄文時代中期の土器(長岡山遺跡)

 土偶の下半身

 


縄文後期

 写真6縄文後期の土器

 縄文時代後期の土器
(金沢山の神遺跡)

 


縄文晩期

写真7縄文晩期の土器

縄文時代晩期の土器
(岩屋堂遺跡)
(亀岡式)

写真8縄文晩期の土器 縄文時代晩期の土器
(熊野山遺跡)
写真9縄文晩期の土器 縄文時代晩期の土器
(岩屋堂遺跡)
(大洞C・A式)
写真10各種の石器

いろいろな石器